保険外差し歯とは健康保険の適用外となる差し歯のこと

差し歯と一口に言っても保険で受けられるものもあれば、保険外差し歯もあります。そして保険外差し歯でよく用いられているのがオールセラミックです。

「オールセラミックとは？」と疑問に感じる人もいるかもしれませんが、これは陶器でできているタイプの差し歯です。陶器ですので見た目が良いのが大きな特徴です。保険で入れる差し歯の場合はプラスチック製が多く、性質上、変色してしまうことがあります。

前歯に入れる場合ですと非常に目立ってしまうため、審美的はあまり良いとは言えません。その点、オールセラミックは変色に強い素材ですので、差し歯のところだけ色がおかしく違和感が出てしまうことがないのです。そのため、前歯への治療にも最適と言えるでしょう。丈夫な素材のために長持ちをするのも特徴と言えます。

安い素材ですと7年くらいでダメになってしまうことが多いですが、オールセラミックは10年程度は平均して持たせることができます。また、しっかりと管理を行うことでもっと寿命を延ばすことも可能であり、長いと20年くらいも長持ちさせることができるのです。その間にも変色をしてしまうことが少ないですから、美しい歯を長くキープし続けることができます。

奥歯とは言っても、銀歯が用いられていると外部から目立ってしまいますし、劣化により引き起こされてしまう金属アレルギーも気になります。そこで近年若い方に限らず、健康面を考慮し比較的高齢の方も保険外差し歯に切り替える傾向にあります。

これまで銀歯しか選択してこなかった方においては保険外差し歯とは？と感じるものですが、いわゆるセラミックと呼ばれる材質を使って治療を進めていくものです。実は歯というのは自身の体重と同等の力が一箇所に加わると考えられており、一般的なセラミック素材の場合は割れたり欠けてしまいます。

しかし、歯科治療に採用する形式はジルコニアというタイプなので、極めて強度が高く割れてしまうといったトラブルに見舞われる心配がありません。

強度が高いものの若干透明感が失われてしまうので前歯などに審美治療を目的とすることは適さないのですが、奥歯に採用するのであれば全く気になりませんし本来の歯に比べるとやはり白くて綺麗です。

そして、物理的に金属部材を採用していないことから長い年数お口の中にあったとしても部材の成分が溶け出して根本が黒く変色してしまうということはありません。長い目で見た時にも有益性が高い施術の方法であると言えるでしょう。

保険外差し歯とは言葉の通りであり、健康保険の適用外となる差し歯のことです。保険適用になる治療のほうがお得に思えるかもしれませんが、保険外ゆえのメリットもあります。審美性を追求した治療が可能になるので、見た目のコンプレックスを解消することができます。

これが保険治療となると、使用できる素材も限られてきます。オールセラミックで前歯をキレイに整えるという治療は、保険外だからこそ可能になるのです。オールセラミックは人気の保険外治療であり、出っ歯や黄ばみ、歯並びなどの悩みを解消することができます。芸能人もオールセラミックにしている方が多いですが、見た目には天然歯と区別がつきません。

それほど自然に仕上がるわけであり、保険治療のような違和感は残りません。実際に保険外差し歯のオールセラミックにした方は、その快適性に驚かれます。話にはメリットを聞いていても、実際に治療を受けることで確信できるのでしょう。

口元が整うだけで、これほど容姿に影響するのだと驚かれる方は少なくありません。容姿が整うことで自信が湧いてきますから、性格にも少なからず影響するでしょう。気持ちが前向きになることで、仕事でもプライベートでも今より充実した生活が可能になるはずです。